2000年度インパクに参加しました
自然との共生


プロローグ  みつばちが暮らしやすい自然環境とは
【1】  “花の種類”と“はちみつの味”
【2】  蜂の種類
【3】  越夏と越冬
【4】  敵との戦い
【5】  花粉交配
【6】  自然のつりあい
エピローグ  これから私たちに求められること


 エピローグ これから私たちに求められること


 人間も生物のなかの一種ですが、昆虫や微生物から見るとどのように映っているのでしょうか。 人間も生息環境を含めて大自然に畏敬をもちながら、自然のうねりの中で慎ましく、謙虚に生きることはできないのでしょうか。

 多くの生物の内の一種である人類は、他の植物、動物との相互の関係の中で生存中ですが、人間だけは特に異なった生き方をしています。 道具を利用し、それを発展させてきており、それにより個人でコントロールできないレベルまで、すべての環境の変化をもたらせるに至っています。 あまりにも独占欲が強すぎるために、地球規模的で見ても、地域的に強いものがすべてを入手とするなど、資源やエネルギーについても同様のことが起こっています。 そして、支配欲が他の生物に比べて強すぎる点があります。 こうしたことから全体ではバランスを求めてのうねりを発生させ、予想されることや予想外の変化が発生し、住みやすいようで住みにくくなったり、野生動物においても異常な増殖、激減が起きていると思われます。

 地上では、人間自身も全体では増殖しすぎているかもしれません。 いずれバランスの取れる状態へ落ち着くにしても、一荒れも二荒れもするに違いありません。 日本では少子高齢社会へ突入していますが、他の地域ではそうでもありません。 便利で快適な生活空間は、自然との関わりの配慮を欠くことのないように気配りをし、破壊した分だけは育成すべきものだと思います。


2001年10月2日
みつばち牧場オーナー
河合 進


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