ローヤルゼリーQ&A

1. はちみつとの違いは?

ローヤルゼリーは、はちみつと同じくみつばち生産品です。 しかし、生成の過程やその成分からはちみつとは全く異なるものです。 はちみつは糖質である花蜜が主原料ですが、ローヤルゼリーはタンパク質、ビタミン、ミネラルを含んだ花粉が主な原料です。 この原料の違いが成分や効果などに大きく影響していると考えられます。

目に見えて大きな違いは「色」です。 透き通った液状のはちみつに比べ、ローヤルゼリーは乳白色でクリーム状をしています。 「味」も大きく異なります。 甘いはちみつに比べ、ローヤルゼリーはかなり酸味が強く独特の味をしています。

みつばちの世界では女王蜂だけの食べ物であるローヤルゼリーは、「不老長寿の薬」と呼ばれており、その効果からも人気の高い健康食品です。

働き蜂も女王蜂もメス蜂!?
女王蜂だけがメス蜂と思われがちなみつばちの世界ですが、実は働き蜂もすべてメス蜂です。 女王蜂も働き蜂と同じ女王蜂の卵から生まれますが、育つ段階でローヤルゼリーを摂取するかしないかによって、女王蜂になるかどうかが決まります。 女王蜂の体は働き蜂の体より大きく成長し、毎日2千個くらいの卵を産むことができます。 このことからもローヤルゼリーの効果の強さがわかります。

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2. 老化防止に効く理由は?

ローヤルゼリーには老化防止に作用する2つの物質が含まれています。 一つは10ヒドロオキシデセン酸(デセン酸)と呼ばれる物質です。 デセン酸はローヤルゼリーにのみ存在する物質で、生命中枢(性中枢)の活動を促進する作用を持つ唯一の物質といわれています。 生命中枢とは、生体活動のすべてをつかさどっている中枢で、生きているか否かを決める最も大切な部分です。

もう一つは類パロチンです。 類パロチンとは、唾液腺ホルモンに類似した生体に欠かすことのできない貴重なホルモン(成長・発育・若さの保持・老化防止など)で、若さを保つのに重要な役割を果たしています。 これらの2つの物質が作用しあい、ローヤルゼリーの効果を生み出していると考えられています。

神秘さの秘密、「R物質」
ローヤルゼリーには科学的に解明し得ない未知の物質が存在しています。 この物質は、ローヤルゼリーの頭文字をとって「R物質」と呼ばれています。

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3. 生ローヤルゼリーの上手な飲み方は?

ローヤルゼリーの原乳(採取したままのもの:生ローヤルゼリー)は、やや酸っぱい味がしますが、そのまま飲むのが一般的です。 通常は商品に小さなスプーンが付いていますので、1回に1~2g、1日に1~2回程度、お召し上がりください。

ローヤルゼリーは活性であるため舌下から吸収されやすく、また、「すぐに吸収する」という性質から、できるだけ空腹時に飲むのが効果的です。 しかし、どうしてもそのまま飲むのが苦手な方は、5~10倍量のはちみつに混ぜて食べる方法をおすすめします。 ローヤルゼリーは複雑な成分であるため、できるだけ手を加えていないものが理想的ですが、現在では保存や取り扱いの便利さから粒状の製品もあり、広く利用されています。

金属製スプーンは使わないで!
生ローヤルゼリーは複雑な成分ですので清潔に取り扱ってください。 必ず備え付けのプラスチックのスプーンをご使用になり、金属製スプーンは酸化するためご使用は避けてください。 また、保存も清潔に。必ずふたをして冷蔵庫に保存してください。

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4. 飲み続けた方がいいの?

数万匹の働き蜂も一匹の女王蜂も、元は同じ女王蜂の卵から生まれます。 働き蜂が、はちみつや花粉で育つのに対し、女王蜂になる卵は「王台」とよばれる専用の部屋に産み付けられ、生まれる時からローヤルゼリーを与えられて育ちます。 こうして成長した女王蜂の体は、働き蜂よりも大きく成長します。

また、毎日ローヤルゼリーを飲み続けることで、毎日2千個もの卵を産み続けるという、みつばち社会の生殖機能を一手に引き受けることになります。 しかし、ローヤルゼリーを摂取しなくなると体が小さくなり、卵を産み続けることもできなくなってしまいます。

みつばちの世界も人間の世界も同じで、生きていくための必要成分は毎日摂り続ける必要があり、ローヤルゼリーもその効果を求めるのであれば例外ではないと考えられます。

女王蜂と働き蜂の違いについては、みつばちの家をご覧ください。

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